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(有)浪花昆布本舗の工場長である河浪さんは、他社ではまだやっていないここでしかできない最先端を追及されている。その思いは1958年の浪花昆布茶本舗創業まで遡る。

現社長である大山社長の奥さんのお父様が
うちのメーカーは後発的なメーカーであってはいけない!他所がやっていないものを売り出そう!という信念をもとに会社を設立された。

当時、同業者たちは自社製品を自社パッケージで販売していたが浪花昆布茶本舗は同業者たちと同じことをしていてはいけない、一歩先を目指そうと考え自社製品をお得意様の名前入り自社パッケージにつめこんだ。この発想が新しいと評価され常連顧客獲得に成功した。

創業以来この信念は変わっていない。

現在、おみくじが付いている商品や一杯分の昆布茶がかわいい三角形のテトラパックに包装された類を見ない商品が販売されている。

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(画像:(有)浪花昆布本舗WEBサイトより引用)

あまりにも珍しかったためいきなりこんな質問をした。

About Interview

社名:有限会社 浪花昆布茶本舗
業種:1. 昆布茶の製造・販売 (昆布茶・梅昆布茶・しいたけ茶・寿茶 等) 2. 菓子類の製造・販売 (抹茶どら焼き・抹茶シュークリーム等・抹茶関連菓子)
創業:昭和33年9月
住所:大阪府八尾市八尾木6丁目149番地
ウェブサイト:http://www.konbu-cha.com/

取材日:20160620
インタビュアー:連山・高岸
近畿大学経営学部の....テストテストテストテストテストテストテストテストテストテストテストテストテストテストテストセンテンス

なぜこのような変わった商品を作っておられるのですか?

昔ながらの定番パッケージの昆布茶も良いが、時代のニーズにあわせて若者にも手に取ってもらえるようなユニークで珍しい商品を開発しているんだよ。

『昆布茶=年配の方が飲まれるもの』という概念にとらわれず、お茶屋さんだけではない販路確保や若者が行くような店にも納品を行うといった新しいチャレンジをすることによって実際最近では駅ビルや大型ショッピングモールなどにも商品を置かせてもらっているよ。

そんなこんなで色々なお話を聞かせていただいていると、社長が昆布茶を使った料理を運んできてくださった。

若者向けに昆布茶に親しんでもらうために料理に昆布茶を活用するといったことにも取り組まれているそうだ。

昆布茶を使った料理といえば何を想像するだろうか?

たぶん和食を想像した人が大半であると思う。
そこでこれを見てもらいたい......

これは大山社長が考案された梅昆布茶を使用したトーストサラダである。

このように若者や主婦にも親しみやすいレシピを社長自らや社員の方々が考え実践試食し簡単なレシピブックにして顧客に配布されている。

ここでも『他社ではやっていない』という信念がうかがえる。

ごはんを頂きながら更に話は進んでいき…

良いものを作るうえでこだわっているポイントを教えてください。

品質にはすごくこだわっているよ。

こだわることで良いものは必ずできる、良いものが出来るまで妥協はしないが私のモットーだからね。
うちの昆布茶は他産地よりも肉厚で上品な甘みが特徴の北海道産の真昆布と梅昆布茶の梅は紀州産の梅しか使わないんだ。

普通の梅や昆布を使用して安く販売しようと考えられたことはないのですか?

自分たちの商品は確かに安くはない。安く売ってもらうために作っているわけではないからね。確かに原料の質を落として値段を下げることもできるがお客様に大切にしてもらえる、値段相応を払ってでも買ってもらえるような愛される商品をこれからも作り続けたいと思っているよ。

商品を語られている時の河浪さんはとても笑顔が印象的だった。

もっと愛される商品を生み出したいという思いから、新商品開発にも積極的に取り組まれている。今よりも良い原材料を探し出し、もっと良いものを作ろうと日々試行錯誤されているようだ。

浪花昆布茶本舗の商品はこの部屋で生み出されている。上層部の方の意見だけではなく従業員の方にも試作品を味見してもらい意見を取り入れている

またこの部屋では官能検査という、納品される商品の味の最終確認や商品の賞味期限判断という検査も行われている。味の妥協は絶対しないという表れである。

お客様に商品を提供するにあたり、品質と同じほど大切にしておられるのは安心安全でクリーンな会社であるということである。

安心安全で信頼のおける会社であり続けたい
をモットーに工場内を誰でも見学できるようにガラス張りにしたり、商品に異物混入を避けるために工場内の整理整頓を心掛けておられる。

え、すごい!!ガラス張りに全部変えたんですか!?
ガラス張りに変えられてから変化したことはありますか?

工場内をガラス張りにしたことによって従業員の意識も変わって今まで以上に緊張感を持ち仕事に取り組むようになり仕事の効率化アップにもつながったよ。変えて正解だったね。

また整理整頓面では、在庫の管理数チェックはもちろんのこと工場で使うタオル類の色まで揃えられている。もしも繊維類が紛れていたというお客様の声があっても、青色の繊維でなければ工場内で起こった器物混入ではないとすぐに分析判断するためである。

何事も徹底的に追及しこだわられるからこそ顧客との信頼関係が生まれている。

飽くなき探求心を持ち常に新しいことにチャレンジをされている河浪さんに今後の浪花昆布茶本舗の目標を伺ってもよろしいですか?

まず1つめは『健康志向』を考える人の増加という社会のニーズに応えるために、無添加の昆布茶の開発に成功することかな。味付けが非常に難しく技術も必要だけど、自慢の素材を大切にしたものを必ず作り出したいね。

そうだな…、2つめはよりクリーンな環境造りを行うことかな。

よりお客様に安心安全を理解していただけるようにこれからも努力していきたいな。

常に目標を持ち新しいことにチャレンジし続ける今後の浪花昆布茶本舗から目が離せない。