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今回の企業訪問では株式会社稲田歯ブラシの専務である橘雅三さんにインタビューさせていただきました。

 

株式会社稲田歯ブラシの創業は昭和11年、設立は昭和26年。今年で創業80周年をむかえます。近畿大学の地元である東大阪で歯ブラシを作り続けている企業です。日ごろ私たちが使う歯ブラシにはいろいろな思いが込められていました。

 

 

 

 

About Interview

社名:株式会社稲田歯ブラシ
業種:製造業
創業:昭和11年1月6日
住所:東大阪市
ウェブサイト:http://www.inada-brush.jp

取材日:20160623
インタビュアー:つつみん

なぜ歯ブラシを製造する会社を始めたのですか?

創業者の稲田常次郎さんが自身の兄が働いている歯ブラシの会社から独立開業して会社を立ち上げたからです。また、東大阪市と八尾市に歯ブラシを製造している企業が約60社あり、日本の歯ブラシの半分以上を作っているからです。

 

歯ブラシをどのように売っているのですか?

私たちの会社ではドラッグストアやディスカウントストアでOEMの取引で販売しています。また、稲田歯ブラシ株式会社の歯ブラシとして「デントスター」というブランドシリーズの商品を販売しています。
歯ブラシ以外にもヘアーブラシなども製造しています。

今の社長の人柄を教えてください

現在の2代目社長である稲田眞一はバイタリティーがあふれた人です。自分だけでなく社員や周りの人にも失敗を恐れないでなんでも挑戦させる人です。たとえ失敗しても怒られたりするようなことはありません。なので、挑戦することでやりがいを感じることができます。

今まで歯ブラシを製造していくうえでよかったことは何ですか?

歯ブラシは誰もが日常的に使うものであるので好景気・不景気といった景気に左右されることなく安定して製造・販売できることです。しかし円安・円高などで材料費に影響が表れてしまいます。

歯ブラシを製造してきて印象に残っていることは何ですか?

これは、今から25年ほど前に通常の歯ブラシの毛よりも細い「毛先が剣」という商品を販売していた時です。これは今の社長が筆屋で細く削られた鉛筆を見て歯ブラシに生かすことはできないか考えたすえに研究を重ねていくうえで完成した商品です。この毛先が極細の歯ブラシは稲田歯ブラシが初めて作ったといわれています。しかし、大手がこれをまねたことで売れにくくなってしましました。このことで、情報発信に重要性を実感しました。

 

一方で,昔から研究を重ねて毛先が細いもの、極細のモノを作ってきているので昔から取引している会社の人は良く知っているので営業が行いやすいです。

 

これからの目標は何ですか?

私たちは、口の中の健康を保つことで人々の健康を守って行きたいと考えています。またそのために歯ブラシ製造だけでなく他の事にも挑戦していきたいです。

また、現在ではすでに年齢増や性別におけるターゲットを絞った歯ブラシはすでにほとんどできています。そこで、これからの後期高齢者社会に対応していくためにお年寄りの方々が弱い力で歯を磨くことができるような歯ブラシを作っていきたいと考えています。